木質ペレットとは
木質ペレットとは、木材を原料にした新しい燃料エネルギーです。

木質ペレットは、化石燃料に替わり再生可能で地球環境にダメージの少ない、間伐材や製材端材が使われています。

■木質ペレットができる工程

木材→乾燥→破砕→圧縮→小粒状の固形燃料→
成形機という機械で製造

こうして完成した木質ペレットは、ストーブやボイラーの燃料になります。

木質ペレットの完成です
主な木質ペレットの原材料
木屑(集成材不可) 木屑チップ パーク 流木
ペレット燃料とは
  • ペレット燃料

    木質ペレット以外にも、ペレット燃料の原材料には、米ぬか、もみがら、竹、コーヒーかす、古紙、粉炭などからも作り出すことが可能です。
    ただし、米ぬかのみだと燃料にはなりにくく、その他もペレットストーブでは燃料とならないので注意してください。
    灯油のような液体燃料と違い、漏れたり染みたりする心配がなく、いやな臭いもありません。
    CO2削減に大きな効果が期待できるペレット燃料は、再生可能な資源として、地球温暖化の解決策として注目されています。

ペレット燃料の原材料は、あなたのすぐ近くにあります
  • ペレット燃料の原材料

    ペレット燃料の主な原料である木材は、森林の手入れのために密集化した立木を間引いた間伐材や、民家、製材所、大工、建具などから出てくる建築木材などから作りだされます。
    今まで、建築木材としても、再利用も難しいことからこれまでは、お金をかけて燃やすか廃棄するしかありませんでした。
    ですが、ペレット燃料が普及することで、資源として利用できるようになります。
    燃料を海外から輸入するのではなく、日本の森林の手入れをしながら生産でき、地元の山で生産されたペレットを地元で消費することができるので、ムダな輸送費・CO2の削減にもなります。

ペレット燃料は、CO2削減ができるエネルギーです=地球温暖化防止対策になります
  • カーボンニュートラル

    ペレット燃料のもとである樹木は、成長過程で光合成する際に、CO2を吸収しています。それを燃やして出るCO2は、もともと樹木が空気中に戻るだけなのです。きちんと植林すれば、再び光合成をして大気中のCO2を吸収しながら成長し、また燃料として活用できる資源となります。
    この循環を、「カーボンニュートラル」と呼び、石油などの化石燃料を使用しない分だけ、新たなCO2を生み出すことなくCO2削減ができるエネルギーなのです。

価格も環境にもやさしいエネルギーです

ペレット燃料は、従来の石油系燃料と比べ価格も安く、CO2排出量も格段に低い燃料です。
1,000kcalあたりの価格で比較すると、右記の通りです。


※右記表は、当社の試算によるものです。

日本のエネルギー単価 1,000kcal
種類 価格 発熱量 1,000kcal当たりの価格
木質ペレット 40円/kg 4,500kcal/kg 8.9円
灯油 97円/L 8,320kcal/L 11.7円
A重油 87円/L 8,700kcal/L 10円
電気 23円/kw 880kcal/kw 26.7円
LPG 488円/m3 21,800kcal/m3 18.7円
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